「ジャーナリングに興味はあるけれど、若い人やキラキラした人がやるものに感じてしまう」
「今さらノートに気持ちを書くなんて、意味があるのかな?」

そんなふうに感じている方にこそ知ってほしいのが、「書く瞑想ジャーナリング」です。

ジャーナリングは、上手な文章を書くことや、前向きな言葉を書くことが目的ではありません。

静かに自分の内側に意識を向け、今の気持ちや感覚をそのまま言葉にしていく、シンプルな自己対話の時間です。

50代から始めても、遅いどころか、むしろ今だからこそ意味のある習慣だと感じています。

書く瞑想ジャーナリングとは?

ジャーナリングとは、頭に浮かんだことや感情、思考を、評価せずにノートに書き出すことです。

「書く瞑想」と呼ばれることもあり、考えをまとめようとするのではなく、今ここにある自分の内面をそのまま観察するように書いていきます。

日記との違いは、出来事を詳しく記録することよりも、「そのとき自分がどう感じていたのか」「なぜ心が反応したのか」に意識を向ける点にあります。

誰かに見せるための文章ではないので、正解もルールもありません。うまく書こうとしなくていい、きれいな言葉を使わなくていい。

それだけで、かなりハードルが下がると思います。

なぜ50代にジャーナリングがおすすめなのか

50代になると、これまでの経験や役割が一段落し、「この先どう生きたいのか」「本当は何を大切にしたいのか」を考える場面が増えてきます。

同時に、

・周囲からは悩みがなさそうに見られる
・人に相談するほどでもない気持ちを抱えている
・カウンセリングでは逆に気を遣ってしまう

そんな方も多いのではないでしょうか。

ジャーナリングは、誰にも合わせなくていい、自分だけの時間です。答えを出さなくてもいいし、前向きにならなくてもいい。

ただ「今の自分の声」を聞くことができます。

これは年齢を重ねたからこそ、深く味わえる内観の方法だと思います。

書く瞑想ジャーナリングの基本的なやり方

まずは、静かな時間を5〜10分ほど確保します。お気に入りのノートと、書きやすいペンがあれば十分です。

深呼吸をひとつしてから、次のように自分に問いかけてみてください。

「今、私はどんな気分だろう?」
「最近、心に引っかかっていることは何だろう?」

思い浮かんだ言葉を、そのままノートに書いていきます。途中で話が飛んでも、同じことを何度書いても大丈夫です。

「こんなこと書いていいのかな?」と思った瞬間こそ、そのまま書いてみるのがおすすめです。

そこに、本音が隠れていることが多いからです。

ジャーナリングを書く「基本のステップ」

1. 書く環境を整える

お気に入りのノートやペンを用意して、静かな場所やお気に入りの時間帯を決めると、書きやすくなります。

2. ルールはゆるく設定

ジャーナリングに正しい書き方はありません。

  • 書く時間は短くてもOK(5〜10分程度)
  • 書き方に正解はない
  • 思いついたことをそのまま書く

こうした柔軟さが、続けやすくするコツです。

初心者でも書きやすい「書き方例」

・感情を言語化する

今日の気持ち:○○(嬉しい/不安/モヤモヤ)
なぜそう感じたのか:…
その感情から何を感じ取れたか:…

・現在地を確認する

今週の目標:
今日の進捗:
課題:
明日への一歩:

・日々の感謝を感じる

今日ありがたかったこと:
1. …
2. …
3. …
なぜそう感じたかも書く

ジャーナリング基本の書き方構成

1. 今日の気分:
2. 心に引っかかったこと:
3. 感謝したいこと:
4. 今日の学び:
5. 明日やってみたいこと:

ジャーナリングの書き方例

実際の書き出しの一例を紹介します。

「今日は特別なことは何もなかったけれど、なぜか少し疲れている。

理由ははっきりしないけれど、人と話すときに無理をしている感じがする。本当は、もっと静かに過ごしたいのかもしれない。

文章として整っていなくても問題ありません。

こうして書いてみることで、「疲れている理由」や「本当の望み」が、少しずつ浮かび上がってきます。

ジャーナリングが続かない人へ

ジャーナリングが続かない原因の多くは、「ちゃんと書こう」としてしまうことです。

毎日書かなくてもいいですし、ネガティブな気持ちばかりの日があっても大丈夫です。

むしろ、そうした気持ちを書ける場所があること自体が、自分を守ることにつながります。

書いたノートを読み返さなくても構いません。書くこと自体が、すでに内側を整える行為になっています。

書くことで、少しずつ自分が見えてくる

書く瞑想ジャーナリングを続けていると、

・自分が何に疲れやすいのか
・どんな価値観を大切にしているのか
・どんなときに心が軽くなるのか

そんな「自分の輪郭」が、自然と見えてきます。

これは、誰かに答えをもらう占いや、外側の正解を探す方法とは違います。

自分の内側から、自分の言葉で気づいていくプロセスです。

50代からでも、いえ、50代からだからこそ。静かに、自分とつながる時間を持ってみてはいかがでしょうか。

ABOUT ME
高橋あき
燃え尽きや生きづらさを経験しながら、心をすり減らさず感性を育てる生き方を模索中。発信・フリーランス歴14年。HSS型HSP気質。現実的な視点で、固定概念を手放し「自分の人生を取り戻す」ためのヒントを綴っています。40代おひとり様の生き方も時々発信。